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2014年 06月 23日

2(微修正)

(6/24 モデルが若干変更)

さて、前回は相手がある程度効率を損なっているなら、リスクは負わない方がいいという話をしました。
実際のゲームの対戦においては、お互いに複数回の選択を繰り返し、最終的にアドバンテージを握っていた方が勝ちとされます。今回はそれを考慮した、より現実のゲームに近いモデルを用意しています。

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自分と相手はそれぞれいくつかの選択肢をもっており(ここではお互いに3つ)、自分と相手の選択の組み合わせにより、スコアが決定します。それを複数回繰り返し、最終的なスコアが上回った方の勝ちとします。

現在のスコア=?
c0246180_22475721.jpg相手がa,b,cどの手を選択するかはわかりません。期待値も同じです。
自分の手は、A>B>Cの順に期待値が高くなっています。
自分はA・B・Cのどれを選択すべきでしょうか。
A→高期待値 B→低リスク C→ハイリターン


AB読みc読みCなんてのももちろん結構なんですが、
意識すべきなのは「ここまで」「この先」を考えたアドバンテージ量です。


(ケース1)自分が(かなり)有利 → B有利
現在のスコア→4
c0246180_22475721.jpgこのケースだとB(100%)>A(66%)>C(33%)です。
相手が弱い・好相性など、有利な場面だとこうなります。
既に十分なアドバンテージを得ている場合、たとえ期待値がマイナスだったとしてもこうした手には価値があります。



残り選択3回 アドバンテージ量15 → 残り選択2回 アドバンテージ量12
とした場合、相手が1回あたりで得なければならないアドバンテージ量は5→6と増加していますから、若干の損をしても相手を追い詰めていることになるのです。
こうした「裏目を引きにくい」「裏目を引いたときの傷が小さい」手と言うのは、あまり深くは意識していなくても、誰もが使っているものです。具体的には、サメや森神のようなカードがこれにあたります。

(ケース2)ある程度均衡 → A有利
現在のスコア→-3
c0246180_22475721.jpgこちらではA(66%)>C(33%)>B(0%)となります。
L3やL4、特にオルトロスなどは強くて脆いこんな感じのカードですね。
相手との実力・アドバンテージがある程度拮抗しているならば、多くの場合期待値の最も高い手を選択するべきでしょう。


(ケース3)自分が(かなり)不利 → C有利
現在のスコア→-7
c0246180_22475721.jpg
これならC(33%)にしか勝機がありません。
相手が非常に強かったり、相性が悪かったりした場合、大きなリターンをとらなければ勝ち目がありません。




また、選択可能な手の数は状況によって増えたり減ったりします。
結果以下のような形になることがあり、安定ばかり意識して刃が鈍らになっていると、取れるアドバンテージを取り損ねます。
(ケース4・5)相手の打てる手が少ない → B不利
c0246180_19042392.jpgc0246180_19042596.jpg







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纏めると、ひとまず前回と同じことは言えるでしょう。
1.自分が有利なら極力大きなリスクは負わない
2.状況が均衡しているなら効率のよい手を打つ
また、3.自分が不利ならリスクを負ってもハイリターンをとるべきとも言えます。
ケース3・4・5から、(少々通りにくくても、)4.通れば強い手は必要ということもわかるでしょう。ただし、効率を損なうにも限度はあります。
低リスクの手を打てないと、有利を取りこぼしやすくなります。(赤黒に多い)
高リターンの手を打てないと、有利に立ちにくくなります。(青緑にありがち)

こうしたリスク管理は、状況の有利・不利を正しく捉えられなければなりません。それができる人は、ある程度技術のある人だということになります。多くのゲームの多くの環境において、下手な人と言うのがかなり多くの割合存在します。だから、技術を持っている人がより勝つためには、やはり多くの場合リスク回避に寄せることになるわけです。
カードコマンダーにおいて、「青が強い」「強い人は青を使う」というような言われ方をしばしばされますが、これは青の能力が高いというよりも、有利を取りこぼしにくい(=強い人向けの特性を持っている)ために起こることです。環境のレベルが拮抗した場合、青であることはそれほど有利をもたらすことはなくなるでしょう。


次回はこれを利用してデッキを見る!

(バルカモニカ)

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by ccskype | 2014-06-23 00:19